精神科病院に勤務するナースが教える、精神科訪問看護の看護師の仕事内容や役割

ナースみなみです。今日は、精神科で働く私がお勧めする、精神科訪問看護の内容についてご紹介します♪これから精神科訪問看護で働きたいと考えている看護師さんにとって、役立つ情報が満載です!

精神科訪問看護の目的

精神科訪問看護は、精神障害のある方が自宅や地域で安心して暮らせるよう、看護師が定期的に訪問し、必要に応じて相談や支援を行うことを目的としています。 退院後、自宅で生活する精神障害者がどのように生活しているか経過観察を行うことで、病気の再発や悪化を早期に発見するという目的もあります。

精神科訪問看護のプログラム

訪問ナースは精神科訪問看護ステーションに在籍し、1日に数件の訪問をします。支援内容は人によって異なりますが、内服指導や健康管理、家族や地域の方との関係調整を行うこともあります。

訪問看護は医師の指示所に基づいて行われ、原則、月に2回の訪問となります。しかし、最高で週に3回の訪問も可能です。基本的には、看護師を含む精神科の専門職2名で訪問します。

訪問看護における看護目標は一人一人異なりますが、落ちていて自宅で生活するために達成すべきことを、小さなことから実現していけるように看護介入していきます。

精神科訪問看護の看護師の役割

精神科訪問看護師の仕事内容や業務内容は幅広く、約1時間の訪問時間内でその人に必要な援助を実施します。

具体的には、内服が守られているか、精神症状の有無、日常生活援助、家族への相談援助等を行います。必要に応じて、精神科医や作業療法士、精神保健福祉士が同行する場合もあります。

訪問看護の回数は月に数回なので、病棟と違って、利用者さんの状態を継続的に観察することが困難なことが特徴です。看護師がいなくても利用者さんや家族が安心して生活できるよう、自立を目指した相談支援が必要になってきます。

精神科は再入院を繰り返す患者さんも多いので、退院後も在宅ケアを継続していくことで、精神症状のコントロールを図っていくことが大切なのです(^_^)

コメント

目次に戻る!
タイトルとURLをコピーしました