現役看護師が教える、内科と外科のナースの性格・仕事内容・給料の違い

外科・内科の混合病棟で経験がある看護師ことねです。

内科と外科の看護師の仕事内容の違い

外科は、皆さんもご存じのとおり手術など外科的な処置を行うことで疾患や怪我を治療している科です。 術前術後の処置、ケアが主で内科と比べて処置が多いのが特徴です。展開が早くスピード感があります。

内科は、慢性期の患者さんが多く、高齢化も伴いオムツ交換・食事介助など介護士のような身の回りのお世話をするお仕事が多いでしょう。 また生活習慣病の方が多いため、生活指導に時間を費やすこともあります。 循環器内科の場合は急性期の患者さんが多く、他の内科よりも迅速で的確な判断が求められます。

ワンポイント~内科と外科はどっちがいい!? 対立はあるの!?

医師同士では、外科と内科で対立があるようですが、看護師の世界ではありません。

外科は、手術により回復が目に見えやすいというところが魅力です。整形外科病棟では、元気な方が多く回復する喜びを一番感じやすいかもしれません。 しかし、中には手術を受けても回復の見込みがなかったり、重い障害が残る方がいます。 そうでない方でも病気や手術の不安がありますので、心のサポートという面ではどちらの科であっても変わりません。

内科は、慢性疾患で入退院を繰り返したり、長期入院となる患者さんがいます。 よって、一人の患者さんに対してじっくりと関わり知ることができるのが魅力です。 ターミナル期に関わることも多く、患者さんのご家族との関わりがより密接になってきます。 日々同じように見えても、言葉など表に出ない訴えに耳を傾け、変調はないか深く洞察することができます。 仕事に派手さはあまりないかもしれませんが、きっと看護の真髄が味わえることでしょう。

内科と外科どっちがいいかは、その人個人の感じ方により大きく異なります。 実際どちらの科も経験してみましたが、経験しないと決して感じることができない奥深い面白さがあります。

看護師の性格による向き不向き

ちまたでは、性格が活発な人は外科、おっとりした性格の人は内科なんてよく言われていますが、急性期・慢性期でパターンが異なるので一概には言えません。

急性期病棟や外科病棟で経験を積み、変化や目まぐるしく働くことにやりがいを感じる方は内科が物足りなく感じてしまう方が多いようです。 循環器は外科・内科でも、高度な知識や判断を要する科ですので、てきぱきと判断し動ける方が向いているでしょう。

内科の慢性期の患者さんが多い病棟では、忍耐強く、じっくりと人と向き合い関わることが好きな方が比較的向いています。 慢性期といっても急変はありますので、的確な判断力と冷静さはどんな科でも必要です。

病棟ではなく外来やクリニックですと、外科・内科にかかわらず、短時間で医師の指示をきちんと把握し患者さんへの説明・指導まで行える能力が求められます。 経験を重ねないと難しいことです。新人の方には向きません。臨床経験3年以上などと募集条件を提示しているところがほとんどです。

向き不向きかは、自分とよく向き合って性格をしっかり分析しておくことが大切です。

内科と外科の給料・年収の違い

総合病院の場合は、内科・外科の給料・年収の違いはありません。 クリニックの場合、外科のほうが、処置が多く診療報酬がとれるため給料が若干高い傾向にあります。 中でも、美容外科は給料・年収が他より高いようです。

最後に

同じ科でも、部位別、方針や診療体制により違います。部位別で混合病棟の病院もあり様々です。 進路を選ぶ場合は、看護師転職会社のコンサルティングの方に相談し、面接時に確認することをお勧めします。 雰囲気が合う合わないもありますので可能ならば実際に見学をさせて頂くといいですよ。

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