医療従事者がみても感動する！　映画好きの看護師からみたおすすめの医療映画　２選

映画が好きな看護師あるぱかです。

ロレンツォのオイル/命の詩

突如、難病を患った息子。
両親は、愛する息子の不治の病をつきつけられ、ありとあらゆる病院を回るが同じ回答。治療薬はない。死を待つのみ。 でも、ここで諦めるのではなく、父親は医学知識ゼロからありとあらゆる医学書を読みつくし、オイルのある配合にたどり着いた。

息子の名前をとって「ロレンツォのオイル」を発表。実話に基づいた感動の奮闘記。オイルの実際の効果は賛否両論あったものの、両親の「息子を治す」という不屈の精神に感動しました。
子を想う気持ちは、ここまで可能にさせるのか、と。

医学書によっては「ロレンツォのオイル」について書かれています。臨床医療というよりは医学基礎、特に生化学の勉強になります。日々の勉強のモチベーションアップにも◎。

孤高のメス

友人のオペ室ナースも「オペ室内の手技がリアルですごく勉強になる」とうなった作品。 ゴットハンドの天才外科医が「1人でも多くの患者を救う」ことを信念に田舎の市民病院に突如現れる。 難しい手術を成功させるために編成された医療スタッフに、あるオペ場看護師が抜擢される。

最初は、「そんなの自分にはできない」と投げ出しそうになるけれど、看護師としての使命感から猛特訓。 その結果、立派にサポートを成し遂げる。

実際、こんなイケメンで志高くてゴッドハンドな医師なんていないよね～なんて思うけれど、現場にこんな医師が近くにいて、もし自分も同じように抜擢されたら死にもの狂いで頑張るし、間違いなく人生観かわるだろうな～と羨みながら観てしまう作品。俳優陣のリアルな手技は、相当練習されたのだろうなと感心します。

あくまで「教科書」ではなく「作品」として、温かい目で見守りながら、お楽しみくださいね。