新人看護師の相談でよく見かけるものの一つに、「妊娠について」があります。 計画的、突発的…妊娠にも様々ありますが、新人看護師にとっては、妊娠そのものより妊娠による職場への影響や自分に対する反応の方が問題になりますね。
今回はそんな新人看護師の妊娠にまつわる疑問に看護師のちぃがお答えします。
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新人看護師の妊娠のタイミング いつなら大丈夫かな!?
新人ナースの妊娠は、正直なところ看護師の現場であまり良いイメージはありません…。 命を守る職種なので、新しい命が宿ったことに祝福したい気持ちはもちろん皆あります。 しかし、看護師が独り立ちできるまでには、長い期間とたくさんの指導が必要です。 新人看護師を一人前に育てるために、先輩看護師たちは忙しい中でも一生懸命サポートをして、新人をチームの一員として受け入れています。
そのため、入職してきてすぐに「妊娠しました」になると、業務の制限が発生し、先が見えなくなることから、それまで行ってきた指導やサポートが無駄だったと感じてしまうのです。
このような背景から、
- 祝福してもらえなかった
- 陰口を言われた
と悩む看護師が出てくるのです。
新人看護師の立場で妊娠を考えている場合は、 「入職してから最低でも半年以上の期間働き、それ以降のなるべく遅いタイミングで。」 が批判を最小限に抑えるタイミングになるでしょう。 遅ければ遅いほど良いです。 同じ新人看護師でも、入職してから3ヶ月で妊娠がわかるのと、10ヶ月経ってから妊娠がわかるのとでは全く印象が違います。
新人看護師が上司に妊娠を報告する時期
新人看護師が妊娠をした場合、上司にその事実を報告する時期は、なるべく早い時期が望ましいです。 看護師業務はとてもハードなものが多いです。
患者さんを抱きかかえたり力のいる業務が多い上に立ち仕事のため、妊婦には負担がかかりすぎます。 妊娠がわかり、病院受診をして妊娠が確定(出産予定日が決まり母子健康手帳をもらう)したら、すぐに上司に妊娠報告をしましょう。
職場のみんなに報告する時期
職場のスタッフに妊娠報告をする時期は、上司である看護師長と相談の元で決めます。 体調面を考慮して、早い段階で職場のスタッフにも妊娠報告をする方針の場合もあれば、新人看護師という点を考慮して少し遅めの発表を進める場合もあります。
そこは看護師長にまかせるのが一番です。
彼氏や旦那の理解を得るために…
妊娠は一人ではできません。
必ず彼氏や旦那、相手がいることです。
新人看護師がゆえの妊娠のタイミングやその重要性を理解してもらうために、きちんと自分の意思を伝えた上で相手の気持ちを汲み取ることが大切です。
新人看護師は様々な年齢の方がいますので、すでに結婚をしている方も中にはいるでしょう。 結婚をしていれば子どもを望むことは自然なことです。
旦那さんの気持ちもきちんと受け止め、看護師に専念するために、お互いの納得できる期間を決めると良いかもしれません。
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