臨床経験がある看護師が教える眼科ナースの1日の業務内容

各病棟・施設などの仕事内容

総合病院の眼科病棟で働いていた、しぃです。
他科との混合でしたが、今回は眼科をクローズアップして一日の流れ・業務内容について紹介します。

日勤看護師の業務の流れ

8:15 出勤。看護記録で情報収集をします。

8:30 夜勤者からの申し送り

8:45 病棟診察室で診察介助を行う
手術後はリント(眼帯)が必要となります。患者さんの状態に合わせ転倒に注意しながら移動や移送の介助も行います。眼科は高齢な患者さんが多いです。

9:00 検温・点滴

11:00 点眼指導
患者さんは退院後も点眼治療の継続が必要です。入院中に正しい点眼方法が習得できるよう指導を行います。

11:30 午前中の記録

12:00 食事セッティング・介助
網膜剥離などの場合、手術後に指示体位があります。指示体位が24時間うつ伏せの場合、患者さんは食事やトイレの移動時に頭を下げていなければいけません。とても辛い状況です。そのため食事をしやすいようセッティングするなどの介助が必要になります。

12:30-13:30 昼休み

14:00 保清介助
手術後の眼に水が入ったりしないように洗髪などの保清の介助を注意しながら行います。

16:00 点眼指導・点滴

16:30 午後の記録

17:00 申し送り

17:15 業務終了

夜勤看護師の業務の流れ

16:30 出勤し、情報収集

17:00 日勤者からの申し送り

18:00 夕食食事セッティング・介助

20:00 点眼・眼軟膏処置

20:30 休憩

21:30 消灯
足元が暗くなり転倒のリスクが高くなるため環境整備を行います。

22:00 記録、翌日の点滴や薬の準備

0:00 見回り
指示体位が守れているか、リント(眼帯)が外れていないかを確認します。

1:00-3:00 仮眠

3:00 見回り

6:00 起床

7:00 モーニングケア、点眼処置を行う

8:00 朝食食事セッティング・介助。

8:30 日勤者へ申し送り

9:00 記録

9:30 退勤

残業ありなし・看護計画など

眼科はほとんどの病院でクリティカルパスが使用されている疾患が多く、入院から退院までの流れを予測しながら看護します。急変はほとんどないため、残業も少なめです。基本的に定時にあがれるのも嬉しいポイントですね。

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