臨床経験がある看護師が教える麻酔科の仕事内容や役割

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以前、麻酔科で働いていた看護師ことねです。

臨床経験がある看護師が教える麻酔科の仕事内容や役割

「麻酔」を使う場所と言えばと手術室を連想しますよね。では「麻酔科」は何をしているところなのと多くの人に聞かれます。 米国では麻酔専門看護師がいますが日本にはまだありません。しかしながら、手術の麻酔だけではなく、疼痛コントロールも麻酔科の仕事であり注目されつつある分野です。

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麻酔科での看護師の仕事内容や役割

病院の外来やクリニックの麻酔科では、主にペインコントロールをします。ですので、麻酔科ではなく一般的にペインクリニックと呼ばれています。痛みを伴う症状全般を扱います。癌の疼痛、頭痛、肩コリ、椎間板ヘルニア、帯状疱疹後の慢性疼痛などです。

麻酔科では、それらの痛みに関して、神経ブロックや局所麻酔薬などを用い、痛みを感じる部位の神経近くに注射をします。 とても痛い治療だと思われがちですが、想像と違って痛みが少なかったという患者さんが大半です。 ですので、神経ブロックなどの注射への不安感を軽減するためにきちんと説明することも大切です。

痛みに耐えかねて来院する方がほとんどですので精神的なケアも欠かせません。痛みは、主観的なものですのでまずは、痛みの訴えを信じて受け止めることが重要です。患者さんの訴えを整理し、アセスメント・評価することで疼痛の程度や状態を理解します。痛みの管理と合わせて、痛みの評価を患者さんと一緒に行っていきます。 よって、患者さんの訴えにしっかりと耳を傾ける姿勢が求められます。

疼痛が強く食欲低下、ADL低下などみられ生活が困難な方は入院をして全身状態を管理しながらペインコントロールをしていきます。 全国で麻酔科のある病棟は数少ないようです。それぞれの病棟に麻酔科医が往診して診ている病院がほとんどでしょう。

麻酔科に勤務をする看護師の本音(大変さ/難しさ/やりがい/楽しさ/仕事満足度など)

ペインコントロールによって、患者さんの痛みが緩和され笑顔が見られることがやる気につながります。 痛みによって性格までゆがめられている方もいて、症状が緩和されて本来のその人に戻り本当に良かったと心から思いました。

また、ただの片頭痛だと思っていたら脳腫瘍など大きな病気が潜んでいることもありますので、注意深く情報収集しアセスメントしていくことが必要です。そこが麻酔科での看護師の醍醐味かもしれません。

麻酔科・ペインクリニックというとマイナーイメージが強いのですが、 痛みは、身体的なものに関わらず精神的・社会的に関わっているので包括的に相手をアセスメントし理解する力が備わりますので、 ここでの経験は他でもとても役に立ちます。

麻酔科看護におすすめな参考書

がん疼痛ケアガイド 編集 角田直枝 浜本千春 中山書店

がんだけではなく、様々な痛みの発生部位別・病態別の疼痛アセスメント方法が事例とともに分かりやすく書かれてありすぐに実践に役立てることができる一冊です。 多様な視点から痛みをとらえ、原因や特徴、緊急性、検査・ケア方法が解説されています。 身体の痛みだけでなく精神的な痛みについてのケアも丁寧に書かれていて一押しの参考書です。

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ことね
新人看護師時代、ICUに入職。泌尿器・麻酔科・口腔外科・耳鼻科の混合病棟、外科病棟と内科病棟の混合病棟、内科・皮膚科・内視鏡・整形・外科外来の混合病棟。様々な混合病棟で臨床経験を積み、現在、特養看護師です。それに加え、単発バイト、デイサービス、有料老人ホーム、健診、クリニックなどのアルバイトもやっていました。
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