精神科で働く1日 看護師の仕事内容や役割について

現在、精神科勤務のみなみです。

今回は、精神科病院で看護師として働く私の1日について、ご紹介したいと思います。精神科病棟の1日って、謎だらけですよね。でも、患者様の生活は一般病棟とあまり変わらないのです(^^)

- 看護記録 - 観たいところをタッチ♪

睡眠障害のある患者様は2~3時頃から覚醒していることもありますが、ほとんどの方は6時頃に起床します。いつも同じ時間に起床することで規則正しい生活リズムを身に付け、精神疾患の改善を図るという目的があります。

午前中

朝食後からは基本的に自由時間です。気分の良い方は、ホールで他の患者様と団らんしている姿をよく見かけます。午前中のうちに入浴されてしまう方も多く、認知症や抑うつによって清潔動作のセルフケフが不足している方は、看護師や看護補助が入浴介助を行っています。

ランチ

昼食前に、看護師が配薬を行います。薬を溜め込む方もいるため、原則として、配薬後に看護師の目の前で内服してもらうことになっています。精神科では、内服管理が病気の快復にとても重要な役割を果たしているのです♪

午後

おやつの前に1時間程度、作業療法士による集団作業療法(レクリエーション)が実施されます。患者様の参加は強制ではありませんが、治療の一環として作業療法に参加する方はたくさんいます。

レクの目的は、社会参加の場を与え、何かに集中する時間を持つことです。そして、患者様が楽しくレクに参加している間、看護師はひたすら看護記録を入力しています(^^;)

精神科病棟の夜は静かな時もあれば、賑やかな時もあります。認知症病棟や精神科急性期病棟では、夜間に不穏状態になる患者様も珍しくなく、大きな声が病棟中に響くこともあります。状況によっては、当直医師と相談した後に、拘束や隔離をすることもあります。

最後に

精神科に入院している患者様はユニークな方が多いのが特徴です。また、入院患者様の高齢化に伴って、精神疾患以外の基礎疾患を抱えている場合がほとんどです。体調管理を行いながら、心の安定が維持できるよう、看護の専門性を存分に発揮できる場でもあります。

なんとなく暗いイメージがつきまといがちな精神科ですが、現場の雰囲気は意外と明るいんですよ(^_^)患者・看護師関係をじっくり築きながら看護を実践していきたい方には、お勧めの職場です♪

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