精神科の患者さんに対する内服薬の注意点

ns_heart_on_hand_01

今回は、精神科の患者さんにとって、大切な内服薬についてです。内服薬の使用方法で、患者さんの状態に大きく影響を与えます。精神薬との関わりがある看護師にとって、知っておく必要がある内容をまとめていきます。

精神科の人は、どうして不安になるの?

普段、私たちは、気分がイライラしたときや、落ち着かないときに、他事でストレスを発散します。ストレスが発散できない時には、我慢をしています。

ストレスを発散したり、我慢したりすることは、脳内でつくられているドーパミンやセロトニンによって、中枢神経に働きかけて、精神機能を安定させます。

ドーパミンやセロトニンを脳内ホルモンといい、脳内ホルモンのバランスが崩れることによって、中枢神経が不安定になります。中枢神経が不安定になることにより、感情や心が不安定になり、精神疾患が現れていきます。

精神薬の3大効果

1、精神症状を安定させます。
向精神薬や抗うつ薬と呼ばれる内服薬は、脳内ホルモンの分泌に働きかけ、不安定な状態を改善します。精神薬の多くは、即効性ではなく、持続することで効果がみられるため、継続して内服して行く必要があります。

2、精神症状を抑えます。
抗不安薬や睡眠薬を使用し、精神症状の強いときに、一時的な使用をします。直接脳や体に影響を与える為、即効性があり、屯用で使用することが多いです。

3、内服薬の副作用を抑えます。
精神薬を使用する場合は、副作用が大きく現れます。副作用を抑えるために、異なった種類の精神薬を使用することで、状態を安定させます。

気を付ける必要のある精神薬による副作用

精神薬を使用することで、状態が落ち着くため、精神疾患のある患者さんにとっては、欠かせない薬です。しかし、精神薬の量が多いことや、長期間内服することにより、重篤な副作用がでてきます。

精神薬を使用すると、便秘になります。便秘の状態にしておくと、腸閉塞になり、重篤な場合には死に至ります。下剤を使用し、排便コントロールを適切に行うことで、便秘を改善する必要があります。

精神薬が強すぎることで、昏睡状態になる可能性があります。薬が効いているから落ち着いてきたと思ったときに、実際は、意識が無かったケースもみられています。精神薬を増量した場合や、屯用を使用した場合には、注意深く観察して行く必要があります。

状態を落ち着くために、必要な精神薬ですが、患者さんの体にとって、いいことばかりではありません。内服薬の知識を、しっかり身に着けて、関わっていきましょう。

執筆ライター:長谷川

  • 美容など女子力アップの方法
看護ハッピーQOLのこの記事がよかったら
いいねお願いします〜!

フォローする

ランキングに参加しています。よかったら応援よろしく!
にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ にほんブログ村 大学生日記ブログ 看護大生へ
“看護師転職求人サイト” “派遣看護師アルバイト”
長谷川
回復期(泌尿器・腎臓内科・消化器腫瘍)の複合と、産科(GCU)、精神科あとは介護施設での経験があります。看護師長として働きながら、保健師の資格も保有しており、保健師の一環としていろいろな病院へ出向きメンタルヘルスケアにも携わっています。
目次に戻る!