今回は、新生児についての成長発達を踏まえた、看護をまとめていきます。 新生児の看護では、両親への指導がとても重要です。新生児の特徴を理解していくことで、よりよい指導が行えます。
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新生児の赤ちゃん
赤ちゃんが、生まれてから4週間以内を、新生児期といいます。 新生児では、まわりの影響を受けながら、その刺激により脳が発達していきます。 新生児期の関わりによって、成長発達に大きく影響を与えます。
お腹の中にいた赤ちゃんにとって、ママやパパの声は、とても落ち着きます。 抱っこをしたり、声をかけたりしていくことで、落ち着くため、出来る限りのスキンシップや語りかけを行います。
新生児の体重はどう変化する?
新生児の出生時は、平均3kgで生まれてきますが、3日を過ぎたころには、5%~10%減少します。 これを生理的体重減少といい、お腹の中にいた時に、溜まっていた水分が出ていくことで起こります。 母親にとっては、体重が減っているため、不安になることがあります。 一週間後には、元に戻るため、事前に説明していくことが大切です。
体重減少後には、1日で25gほど体重が増加していきます。 新生児の間は、毎日しっかりと確認して、成長を把握していきます。
赤ちゃんはどうして泣くの?
赤ちゃんは、ほとんどの時間を眠って過ごしていきます。 起きているときは、何か訴えがある場合に目を覚めます。 赤ちゃんは、言いたいことがあっても、言葉がわからないので、伝えることができません。 そこで、「泣く」という表現で訴えかけます。
泣いている原因がわからなければ、泣きやむことができずに、赤ちゃんもママも辛くなります。 赤ちゃんが泣く原因は、おっぱいが欲しい時、おしっこや便で気持ち悪い時、体の位置がおかしくて気持ち悪い時、抱っこしてほしい時に、泣いて訴えます。 泣いている原因を考えて、ママへ指導することも、看護師にとっては、大切な役割です。
新生児への関わりは、育児の中で、最も重要な時間です。 今後の育児を楽しく行えるように、看護師が間に入り、関わっていくようにしましょう。
執筆ライター:長谷川
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