知的障害者施設で働いていた看護師のぴのひなです。
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知的障害者施設で働く看護師の仕事内容や役割
知的障害者施設は文字通り知的障害をもつ方が入所または通所する施設。
その中でも主に看護師が活躍しているのは入所施設のほうです。 入所施設の利用さんの年齢は18歳から80代近くの高齢者まで幅広く、自分で排せつや食事を行えないほどの重度障害をもつ方が多い傾向にあります。 寝たきり状態の方や持病を抱える方も入所しているため、医療的なケアを必要としている利用者さんが多いのも特徴のひとつです。
知的障害者施設の看護業務は、日常のバイタルチェック、服薬管理、検診、通院業務が基本ですが、持病へのケアや経管栄養、喀痰吸引、褥瘡の処置、医師の指示によっては点滴をおこなう場合もあります。 また、利用者さんの中にはてんかん発作を頻繁に繰り返す方もいます。発作による転倒の備えや、転倒後の脳波検査、通院なども大切な業務です。
利用者さんの特徴・接する心構え・気をつけること
利用者さんのほとんどは知的レベルが0~3歳程度。そのため、自分の感情をコントロールできず、利用者間や職員とトラブルを起こすことも多々あります。
看護師はそんな利用者さんの性格や障害の特徴をよく理解した上で、冷静な対応をとることが大切です。 また、職員の中には虐待と見紛うようなしつけをおこなう人がいるのも事実。しかし、そういった行為をする職員はごく少数。他の心ある職員と連携をとり管理者へ報告をおこない、虐待行為のない安全な施設を目指したいものです。
ひとつの施設に看護師は何人はたらいているの?
知的障害者入所施設の看護師は常勤で1名以上の配置が義務付けられており、ほとんどの施設で1~2名の常勤看護師と数人のパート看護職員が在籍しています。
知的障害者施設の気になる給料は?
知的障害者施設の看護師の平均的な給与をみてみることにしましょう。
基本給:18~25万円程度
手当: 通勤手当実費支給(上限2万円)
住宅手当、扶養手当、資格手当、時間外手当 賞与:年2回(実績4.5ヶ月分)
一般の病院と比べても基本給やボーナスの額にさほど違いはありませんが、日勤の勤務のみの仕事のため、諸手当の比率が低く月収の手取り額は病棟勤務のナースよりも3~4万円低くなると見たほうがよいでしょう。
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