新人看護師の最大の壁と言っても過言ではない夜勤への独り立ち!
そんな不安と緊張いっぱいで夜勤に望む新人看護師さんに、看護師のちぃが少しでも安心感をもってもらえるようお話したいと思います♪
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夜勤の基本
夜勤は日勤と違い、看護師の数が少ないため受け持つ患者さんの人数が多くなり、かかる負担も責任もとても大きいものになりますね。その上、担当ドクターもいない環境になるので、急変の対応や判断などより高度な知識やスキルが求められます。
新人看護師の夜勤開始はいつから!?
新人看護師が夜勤勤務に入る時期は、病院によってまちまちですが、一般的に多いのはおおよそ入職後半年~1年の間の期間です。 新人看護師の夜勤開始の目安は、
- 日勤でしっかりと受け持ち患者さんの観察やケアが行えていること
- きちんと報告・連絡・相談が行えていること(安易に一人で判断しない)
- 時間内に与えられた業務をこなせていること
- 臨機応変に対応できる知識とスキルがある程度あること
です。
夜勤帯は手薄になり、患者さんの急変やトラブルが発生しやすい傾向にもあります。そのため、その手薄な時間帯に一人の看護師、チームメンバーとして役割を発揮できるか否かが夜勤開始の目安になります。
本当の独り立ち!! 先輩看護師はいつまでついていてくれるの!?
新人看護師が夜勤勤務に入る際には、必ず先輩看護師が指導について独り立ちができるかの判断を行います。 教育を重視している病院は、夜勤の独り立ちする新人看護師に対して、プリセプター制度などを導入して指導を手厚くしています。
三交代制の例をだすと、
シャドー研修(ついて回るのみ)
→1クール内の準夜勤・深夜勤でそれぞれ1日ずつ1日目に
先輩看護師のサポート業務
→1クール内の準夜勤・深夜勤でそれぞれ2日目に
新人看護師が主となり先輩看護師と共に夜勤業務
→夜勤1クール
新人看護師のみで夜勤業務(先輩看護師はついて回るのみ)
→夜勤1クール
の流れです。
この例で言うと、3クールに渡って先輩看護師がついてくれます。
新人看護師が独り立ちできるか否かは、指導につく先輩看護師がきちんとチェックしますが、病棟内での報告と判断を総合的に行います。
そのため、無理なのに、強制的に夜勤の独り立ちをさせられることはないので安心して大丈夫です。
ただ、新人ナースに対する指導に力を入れていない病院・看護師不足が深刻な病院ではこの限りではない、という現場の現実も…。自分から積極的に相談しましょう!
では、夜勤の流れを踏まえたので、引き続き夜勤の不安の解消方法に入っていきますね。
不安でいっぱいな新人看護師の夜勤と緊張の解消方法!!
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