今回は、誰でも感染する恐れがある、インフルエンザについてです。 インフルエンザに感染しないように、正しい知識を身につけていきましょう。
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インフルエンザにはどうやって感染する?
インフルエンザは、飛沫感染と接触感染で人から人へ感染していきます。 飛沫感染とは、咳やくしゃみ・つばから、インフルエンザウイルスが口に入ることで感染します。 接触感染とは、インフルエンザに感染している人が、くしゃみや咳を手で抑えることで、手にウイルスが感染していきます。 その手で、いろいろなものに触れることで、そこから再び人へ感染していきます。
インフルエンザ予防で大切なことはなに?
飛沫感染を予防するために大切なことは、マスクの着用とうがいです。 マスクを正しく着用し、外から帰ってきたときには必ずうがいをすることで、飛沫感染は防ぐことができます。 特に人ごみが多いところへ行く場合には、どこからウイルスが飛んでくるかわからないため、マスクを着用しましょう。
接触感染を予防するためには、清潔的な手洗いです。ただ、石鹸で手を洗うだけでは予防になりません。 手のひらだけではなく、指の間や手の甲、手首までしっかりと石鹸で洗うことで、効果的な手洗いになります。
インフルエンザウイルスが体に入ると必ず熱がでるの?
インフルエンザウイルスが体内に入るだけで、熱が出るわけではありません。 体内に入っても、抵抗力があれば、感染せずに過ごすことができます。
免疫力が低下していると感染しやすく、また重症化しやすいです。 日常から、バランスのとれた食事をとり、よく睡眠をとって、体調を整えていくことがとても大切です。
インフルエンザの予防接種はいつするの?
インフルエンザは冬に流行するため、冬にインフルエンザの予防接種をすればいいと思われています。 しかし、実際には、予防接種をしてからすぐに効き目があるわけではありません。 予防接種してから2週間から1ヶ月はかかるため、流行前の10月か11月中には予防接種するのが望ましいです。
インフルエンザの予防接種はどれぐらいの期間効き目があるの?
早くからインフルエンザ予防接種をしたら、効き目がなくなると不安に思うと思います。 インフルエンザの効き目は、体調や体質により大きく異なりますが、3ヶ月から半年ほど効果があります。 長い間効果を発揮するには、体調が良いときに行うことが、とても重要になります。
学校受験等でインフルエンザをどうしても予防したい場合には、2回摂取することをオススメします。 2回接種することで、1回接種に比べると、何倍もの効果が得られます。
インフルエンザは私たちにとって、最も身近な感染症と言えます。 適切な方法を行うことで、インフルエンザを予防していき、快適に日常生活を送っていきましょう。
執筆ライター:長谷川
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