ママさん看護師が教える妊娠時の産婦人科の選び方

ママさん看護師のちぃです。

産婦人科の選び方は?
良い産婦人科の見分け方は?
妊娠がわかった時に、このように病院選びに悩む女性も多いのではないでしょうか。

産婦人科の選ぶコツについてまとめます。

妊娠がわかったら早く行動を!!

妊娠の判明は月経が遅れていると思い、自宅で妊娠検査薬をして妊娠がわかったというケースが一般的に多いでしょう。

妊娠検査薬で妊娠が判明してからまずすることは、なるべく早く産婦人科に受診することです。

最近は、産婦人科医の減少などから分娩を取り扱う産婦人科が少なくなってきました。分娩はせずに妊婦健診のみ実施しているという産婦人科も増えています。

分娩を行っている産婦人科が少ない地域や人気のある産婦人科では、分娩の予約が取れないということも少なくありません。

そのため、まずは早く産婦人科にかかることをオススメします。

産婦人科を選ぶ基準やポイントは!?

とは言っても、どの産婦人科を受診したら良いのか悩んでしまうという声も多いのが実際のところ。 産婦人科が住んでいる地域に複数ある時、以下のようなポイントを見て決めるのがオススメです。

  • 地域の評判や口コミはどうか
  • もしもの時に対応する体制や設備は整っているか
  • 病院の掲げている方針はどんな内容か(母乳育児推進など)
  • 病院は清潔か
  • 分娩費用はどのくらいかかるか
  • 自宅からどのくらいの時間で通えるか
  • 先生や看護師の雰囲気はどうか

産婦人科を選ぶ時に参考となるのが、地域の評価や実際に利用した方の口コミです。

産婦人科は地域にいる妊婦さん・ママさんが利用している、もしくは利用した経験があるので、口コミも聞きやすいでしょう。

先生や看護師の雰囲気、病院の中の様子なども合わせてわかることが多いです。実際に利用してみての評価というのはとても参考になります。

医師が話をきちんと聞いてくれるか、流れ作業になっていないかを聞いてみると良い病院かどうかがわかりやすいです。

また、お産は危険が伴う可能性があるので、そのような時にどのような対応・体制があるのかをリサーチするのも大切です。

自宅からの距離はそれほど神経質になる必要はありませんが、車で1時間以上など遠すぎる場合は対策が必要です。

陣痛が始まってからすぐに生まれるケースはほとんどありません。そのため田舎の場合でも車で20~30分くらいまでの距離であれば心配はありません。

総合病院とクリニックの産婦人科の違い

産婦人科と言っても、総合病院の中にある産科と産婦人科専門のクリニックがありますね。 それぞれにメリットやデメリットがあり、どちらで産みたいか妊婦さん自身が選択できる場合もできない場合もあります。

総合病院のメリットは、

  • もしもの時の体制・設備が充実している
  • 医師が複数人いるため安心
  • 小児科やNICUなどと連携も取りやすい
  • 妊娠中のトラブルにもスムーズに対応できる

などがあり、デメリットは次のようなものがあります。

  • ハイリスクな妊婦さんが多くいるためトラブルがない場合には気を使うことも
  • 医師が複数人いるため診察する医師が統一されないケースもある
  • 研修医への協力依頼があることも
  • 一般的に分娩費用が高め
  • 特典やプレゼントがないことが多い

一方、クリニックのメリットは、

  • 医師が少人数のため診察医師が統一されている
  • 総合病院に比べアットホームな雰囲気であることが多い
  • 分娩費用は幅があるが総合病院よりも安い場合も多い
  • 特典やプレゼントが充実している
  • 妊婦のための指導が充実している

などで、デメリットは次のようなものがあります。

  • もしもの時の体制・対応が総合病院に比べ劣る(ほとんどが総合病院と提携しているので救急搬送になる)
  • 妊婦中にトラブルが起こった場合、クリニックで出産ができないことも(総合病院へ転院)

妊婦さんのリスクによってもどちらを選ぶと良いのかは異なりますが、まずは自分が何を一番重視したいのか、何を求めるのかを考えてそこから選択していくのが良いでしょう。

もしも、選んだ産婦人科が合わないと感じた場合、妊娠4ヶ月くらいまでの早い段階であれば、病院を変えることも可能です。 それ以降になると、分娩の予約がいっぱいで取れないなど難しいケースも増えてきますので、早めに受診をすることです。

良い医師の元で良い出産ができるといいですね。

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