看護師のみなみです。
介護士から看護師に転職した経歴のある私がおすすめする、介護の本を紹介したいと思います。老健や特養、デイサービスに勤務する介護士さんにはおすすめの書籍です。
- 看護記録 - 観たいところをタッチ♪
1.完全図解 新しい介護 (学術図書メディカル) 三好 春樹、 大田 仁史
介護の方法について、図解入りで丁寧に説明されています。
この本のいいところは、生活介護別の方法が記載されているところ。
食事・排泄・入浴で、介護をする方もされる方も、一番負担の少ない介助法について書かれています。また、片麻痺やパーキンソンといった病気についてもわかりやすく書かれているので、病気を抱えている人やその家族にもお勧めの一冊です。
介護をしていると、自分は専門知識があっても、利用者様や家族の知識が不十分なことがあります。
素人でもわかるような書き方をしている本なので、家族に介護方法を説明する時に、この本を用いながら説明すると理解を得やすいでしょう。
注) レビューがあるので、古い書籍にリンクしますが、全面改訂版がでているようです。
2.介護職のための正しい介護術 寺島彰
多くの介護士さん達が、身体介護をする中で腰痛に悩まされています。
体を使う仕事ですから、特に腰を傷めてしまうことが多いという職業。正しいボディメカニクスを使うことが、怪我の予防で大切です。この本は、介護士さんのために書かれた正しいボディメカニクスについて書かれた本です。
移動や移乗、身体介護を行なうにあたって、必要となる介護技術についてイラストを用いて解説されています。
作業負担を軽減したい介護士さんや、家族の方にもお勧めできる一冊です。
3. だから職員が辞めていく 施設介護マネジメントの失敗に学ぶ [介護の本シリーズ] 岡田耕一郎
これから介護施設に勤務しようとしている人や、部下がついてこないと悩んでいる施設の方にお勧めしたい本です。
介護をしたくて介護士になっても、燃え尽き症候群をはじめとする様々な理由で退職することになる人が後を絶ちません。介護業界の人離れを防ぐために、施設ではどのようなマネジメントを行なっていくべきなのかが書かれた一冊です。
介護施設に勤務したことがある私でも、管理者の方にはぜひ読んでいただきたい本の一つです。
介護関連の本はたくさん出ているので、時間のある時に読むことで、視野を広げていきたいものですね。
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