保育園看護師のちぃです。
最近知られるようになってきた「保育園看護師」の存在。
しかし実際に保育園での看護実践についてはまだまだ知られていません。 保育園の看護計画や看護過程・展開の特徴をご紹介します。
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看護計画=保健計画
保育園での看護計画はイコール保健計画になります。看護計画ではなく保健計画と呼ばれているケースもあります。
保育園に通う園児たちは基本的に「健康な子ども」のため、その健康を保ちながら過ごせる環境作りに努めることが保育園の看護計画の特徴です。
一般的な医療機関における状態や治療に合わせた看護展開はないため、病院の看護計画をイメージしていると大きなギャップを感じることが多々あります。
看護展開は時期ごとに変化する
保育園の看護展開は一年を通して時期ごとに変化するのが特徴です。保育園における看護師の役割は、インフルエンザなどその時期に流行する病気の予防や衛生面でのケア、また保育園で過ごす子どもの精神面での変化に対応したケアなどです。
保育園看護師はジレンマを抱えることもあり
一般的な医療機関とは、かなり異なる保育園の看護計画と看護展開。 同じ看護師でも、立場や視点が大きく違うので、今までの「看護師」とイメージして保育園に入職すると、その違いに悩まされジレンマを抱えてしまうことも少なくありません。
治療に対する看護から保健が中心の看護。この部分をしっかり理解して保育園看護師の看護計画・看護展開を考えていくことが大切です。
医療機関と共通する看護師の役割
小児看護にある「発達段階別」の看護展開は、保育園の看護と共通する部分があります。
保育園看護師は0歳児クラスに配置されるケースがほとんどですが、処置などで他の年齢の子どもと触れ合うことも多くあります。 発達段階をしっかりと理解して看護展開・看護実践に反映していくことが重要になります。
また、子どもと関わる時には、大人以上に個性や発達状況の違いについて理解し接していかなくてはなりません。 個々の気持ちや状況を読み取り、アセスメントしながら看護展開をしていく医療機関の看護との共通部分です。
保育園で健康な園児と接する場合でも、個々を重視した関わりとアセスメントの視点は忘れないようにするとベストです。
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