精神科看護師直伝、過去のトラウマで傷ついた心を癒す方法

精神科看護師えつこです。過去のトラウマから自分の成長へとつなげていきましょう。

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怒りを癒す方法

過去のトラウマから怒りが込み上げてくるとき、あなたはどのような行動をとりますか?

怒りが自分に向いているとき、怒りの矛先から自傷行為へとつながってしまいます。

逆に怒りが他者へ向いているときは、危害が相手に及んでしまいます。

そんなときは、まずゆっくりと深呼吸をしてみましょう。

そして、あなたの怒りの感情をすべて紙に書き出してみるのです。

ぐちゃぐちゃでも構いません。

文章が支離滅裂になってもいいのです。

すべての感情を書き出したら、今度は紙をビリビリに破いてゴミ箱へ捨てるのです。

たったこれだけのことですが、怒りで傷ついた心を癒す効果がありますよ。

悲しみを癒す方法

トラウマで悲しみを癒す方法ですが、結論からいってしまうと、残念ながらすべてを消し去ることはできません。

トラウマで代表されるPTSD(心的外傷後ストレス障害)がありますが、心理の世界でもすべてを消去させることはできないといわれています。

しかしながら、PTSDを抱えていても社会生活に適応できている人たちもたくさんいます。

悲しみを癒す方法として、精神科看護師の私ならば、とにかく孤立させないことを強く推奨します。孤立は悲しみを癒すどころか、逆に悲しみに対して拍車をかけてしまう恐れがあります。

共感してくれる家族や友人の支えは、悲しみを癒す高い効果があるといわれています。

共感者はけして人間に限ったものではありません。音楽や読書、自然のエネルギーも大きな力となり悲しみを癒してくれます。大自然に身をおいてみると、本当に心がすっきりしてきます。

あなたにとって大きな力となってくれるものは、悲しみのトラウマから克服へと導いてくれるのです。

まとめ

トラウマ一つにも、そこにはかならず何かしらの意味があります。

残念ながらトラウマで傷ついた心すべてを消し去ることはできません。

しかし、傷ついた心の修復に自分自身でアプローチをすることはできます。

そう、すべてのことに感謝をすることからはじめていくのです。

心の平静を保てるようにすべてのことに「ありがとう」と感謝をしてみましょう。

ときには環境の改善を促すのも一つの方法です。

客観的に自分を振り返ってみることで、輝かしい未来へとつながっていきます。

あなたがあなたらしく生きられるように、すべてのことに感謝をして温かく包み込んであげましょう。

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