現場看護師長の知恵袋「口腔ケアの観察項目や留意点」

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今回は口腔ケアについてまとめていきます。口腔ケアと聞くと、ただの歯磨きと思う人もいるかもしれませんが、口腔ケアは日常生活に欠かせない、とても大切なケアの一つになります。磨き残しがない口腔ケアの方法を説明していきます。

「口腔ケア」の目的、観察項目や留意点

口腔ケアを行う目的として口腔の自浄作用を活発にすることができます。 口腔内に残差物が溜まっていることによる口臭や口腔内の細菌感染を防ぎ、二次感染を予防することができます。 口腔内を清潔に保つことで爽快感を与え食欲を増進させることができます。

観察項目と留意点については口臭や舌苔の有無を確認していきます。 口腔ケアは、ただ磨けばいいというわけではありません。磨き残しをないようにする必要があります。

~ 看護の質を向上させるワンポイント ~

スクラビング法とバス法をマスターすべし!!
スクラビング法は歯ブラシを歯に対して90度で当てて磨いていきます。歯を1本1本磨く要領で小刻みに動かしていきます。 前歯や奥歯に用いていき、90度に当てることで歯に沿った磨きができるためとても効果的です。

バス法は歯ブラシを歯に対して45度に当てていきます。 歯茎や歯間に用いていき、歯ブラシの毛先を間に入れるといったイメージで行っていきます。

「口腔ケア」の必要物品

歯ブラシ・歯磨き粉・スポンジブラシ・ガーゼ・コップ・ガーグルベースン・口腔内の保湿剤・手袋・マスク・エプロン

「口腔ケア」の順番

  1. 誤嚥しないように姿勢を整えていきます。首が後屈してしまうととても誤嚥しやすいので、頚部前屈位にしていきます。
  2. 手袋・マスク・エプロンを着用し、感染防止をしていきます。
  3. 最初に口のまわりに保湿剤を塗ることで乾燥による開口時の亀裂が予防できるためとても効果的です。
  4. スポンジブラシに水を含ませ、口腔内の粘膜を綺麗にしていきます。頬の内側・唇の内側・舌・口蓋をしっかり行っていきます。
  5. 歯ブラシに歯磨き粉をつけて歯を掃除していきます。
  6. ガーグルベースンを口もとへ持っていきうがいをしていきます。
  7. うがいがしっかりとできない場合には残りの水分をガーゼで取り除いていきます。また口腔内の乾燥が著しい場合には保湿剤を塗っていきます。

口腔内は自分で見えない部分になります。体に不自由のある場合にはとても難しくなります。 口腔ケア一つにも多くのテクニックを用いて適切に行うことが大切になります。

執筆ライター:長谷川

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長谷川
回復期(泌尿器・腎臓内科・消化器腫瘍)の複合と、産科(GCU)、精神科あとは介護施設での経験があります。看護師長として働きながら、保健師の資格も保有しており、保健師の一環としていろいろな病院へ出向きメンタルヘルスケアにも携わっています。
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